バジルサイト管理人によるバジル好きのためのブログ。 バジルに関する短編小説やイラスト、萌え語りなどを載せています。
今日もみんなでバジってこーぜ。
とぅす!!
皆さん、
ふみやのカメラは
いつもあなたを狙っていますよ、
ふみやです。
オ〇ドリーの春〇は
素に戻ったときかっこよかった…
気がしたんですけどね…。
皆に否定されて
やっぱり気持ち悪いということにしました。
さて、
宝稚さんからのお題。
『春一番』。
正直なところ…
おっと、
この続きは最後の方で。
では!!
―――――
春一番。
地下鉄の出口を昇ると
ものすごい勢いのビル風が
容赦なくディーノとバジルに吹き付けた。
髪の毛がぼさぼさ。
元から無造作ヘアのディーノはまだしも
朝から丁寧にブローして
やっと出来上がるバジルの髪型は
毛玉の化け物のようになっている。
ひとしきり爆笑したディーノは
さすがにむくれ顔になっているバジルの髪を丁寧に整えて、
手を引いた。
「朝からすごい風だな。」
振り返り見て、
何も無いところでこける。
復讐のチャンスとばかりに、
バジルは笑う。
「人のことを笑った罰です。」
「それ言ったら、
お前だって今オレのこと笑ったろ、」
「何のことですか、
拙者は笑ってなんていませんよ。」
澄ました顔でふふんと鼻を鳴らすバジルに、
再び突風が吹きつける。
いや、
もちろんディーノにも風は吹いているのだが、
ダメージはバジルの方が受けている。
毛玉の化け物は
また嗤われる羽目になった。
「わりぃわりぃ、
…しかし風強いなー、
台風か、」
「台風だったら雨が降るんじゃないですか。
…確か…、
沢田殿が
“ハル一番”って言ってました。」
「ハル一番、」
考え込む二人の頭の上のもやもやの中には、
三浦ハルの明るい笑顔。
「ハルが一番って、
何なんだろうな、」
「さあ…。」
ビル街を抜けて、
公園に辿り着く。
そこで、
バジルが作ってきたお弁当を
ベンチに腰掛けて食べた。
「あっ、
ディーノ殿、
あれは“サクラ”ですか、」
バジルの指差す方には、
大きな紅梅が楚々と花を咲かせている。
「さぁ…、
オレ、
花とかわかんねぇ…。」
「頼りないですねぇ…。」
黙々とおむすびを食し、
最後に奮発して買った
あまおうを食べた。
「ハルが一番だし、
サクラも見れたし、
今日はいい日だなっ、」
「そうですね、」
にこにこと手を重ねあう。
春近い、
風の強い日に。
―――――
はい!
勘違い二人のお話でした。
冒頭で言っていた
真っ先に頭に浮かんだこととは
“春一番に吹かれてスカートがめくれるバジル君”
でした。
…書いたらダメだ!!
一応自粛しました…。
さて、
お次は
さくらさんに初めてバトンが回されます!!
記念すべき初のお題は…
『白』
でお願いします!
楽しみにしてますね~!!
皆さん、
ふみやのカメラは
いつもあなたを狙っていますよ、
ふみやです。
オ〇ドリーの春〇は
素に戻ったときかっこよかった…
気がしたんですけどね…。
皆に否定されて
やっぱり気持ち悪いということにしました。
さて、
宝稚さんからのお題。
『春一番』。
正直なところ…
おっと、
この続きは最後の方で。
では!!
―――――
春一番。
地下鉄の出口を昇ると
ものすごい勢いのビル風が
容赦なくディーノとバジルに吹き付けた。
髪の毛がぼさぼさ。
元から無造作ヘアのディーノはまだしも
朝から丁寧にブローして
やっと出来上がるバジルの髪型は
毛玉の化け物のようになっている。
ひとしきり爆笑したディーノは
さすがにむくれ顔になっているバジルの髪を丁寧に整えて、
手を引いた。
「朝からすごい風だな。」
振り返り見て、
何も無いところでこける。
復讐のチャンスとばかりに、
バジルは笑う。
「人のことを笑った罰です。」
「それ言ったら、
お前だって今オレのこと笑ったろ、」
「何のことですか、
拙者は笑ってなんていませんよ。」
澄ました顔でふふんと鼻を鳴らすバジルに、
再び突風が吹きつける。
いや、
もちろんディーノにも風は吹いているのだが、
ダメージはバジルの方が受けている。
毛玉の化け物は
また嗤われる羽目になった。
「わりぃわりぃ、
…しかし風強いなー、
台風か、」
「台風だったら雨が降るんじゃないですか。
…確か…、
沢田殿が
“ハル一番”って言ってました。」
「ハル一番、」
考え込む二人の頭の上のもやもやの中には、
三浦ハルの明るい笑顔。
「ハルが一番って、
何なんだろうな、」
「さあ…。」
ビル街を抜けて、
公園に辿り着く。
そこで、
バジルが作ってきたお弁当を
ベンチに腰掛けて食べた。
「あっ、
ディーノ殿、
あれは“サクラ”ですか、」
バジルの指差す方には、
大きな紅梅が楚々と花を咲かせている。
「さぁ…、
オレ、
花とかわかんねぇ…。」
「頼りないですねぇ…。」
黙々とおむすびを食し、
最後に奮発して買った
あまおうを食べた。
「ハルが一番だし、
サクラも見れたし、
今日はいい日だなっ、」
「そうですね、」
にこにこと手を重ねあう。
春近い、
風の強い日に。
―――――
はい!
勘違い二人のお話でした。
冒頭で言っていた
真っ先に頭に浮かんだこととは
“春一番に吹かれてスカートがめくれるバジル君”
でした。
…書いたらダメだ!!
一応自粛しました…。
さて、
お次は
さくらさんに初めてバトンが回されます!!
記念すべき初のお題は…
『白』
でお願いします!
楽しみにしてますね~!!
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