バジルサイト管理人によるバジル好きのためのブログ。 バジルに関する短編小説やイラスト、萌え語りなどを載せています。
今日もみんなでバジってこーぜ。
米犬 さんから頂きましたお題で「お金」のSSです。
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お金 ツナバジ
「おいツナ、コーヒーが切れた。買ってこい」
とリボーンが言って、ツナは「何で俺が?自分で行って来いよ」と言い返した。
隣にいたバジルは、「拙者が行って来ます。今、持ち合わせが少ないですが、コーヒー代位ならあると思いますから」と、ごそごそと服の内ポケットから財布を取り出した。
「いいんだよ。バジル君」と言いながら、ツナはふと、バジル君ってお金持ってるのかな?と言う疑問がわいた。
ちょっと悪いと思いつつ観察すると、明らかに小銭しか入ってないような小銭入れを取り出し、中をごそごそとまさぐって、10円玉の量の方が多い小銭を、ひーふーみーと数えだした。
『やっぱりこの人、お金持ってないんだ・・・・。っていうか父さん、バジル君にお金渡してないのかよ!ただ働きさせてんの?』
今は日本に居ない父親にひとしきり悪態をつくと、ふと思った。
『って言うか、バジル君ってお金持ってないのに、いつもどうやってるんだろう?まさか野宿とか・・・。洗濯だって、コインランドリーが使えないから、好きだなんて言って、ごまかしてたんじゃ…』
そこまで考えると、段々バジルが可愛そうに思えてきた。
さすがにバジルに聞くのは失礼すぎて、やめた。
バジルのプライドの為にと、気づかない振りをした。
そんなバジルにもちろん買い物を行かせられるはずもなく、ツナは自分が行くと部屋を出た。
その後をバジルが「では拙者もお供します」と、チョコチョコと付いてきた。
二人ものいい働き手を目ざとく見つけた奈々は、早速出かける彼らにお使いを頼んだ。
「ランボちゃんもお願いね。おやつは一人、一つまでですからね」
結局家の買い物とランボのお守りも押し付けられてツナたちは、近所の小さなスーパーに向かった。
ツナがコーヒーやメモの品目をかごに詰め居ている間、バジルはお菓子コーナーで、ランボのお菓子の吟味に付き合っていた。
「バジル君も、好きなの選びなよ」
ツナはバジルに声をかけると、バジルは「勝手にお金を使うわけには…」と遠慮した。
「いいって、お使いの駄賃だよ。母さんも言ってたろ?一人一つだって。」と言って、自分はガムをかごに放りこんだ。
「では…あれを…」と、ちょっと照れたように指を刺したのは、明らかに子供が買うような、安い風車の付いたお菓子だった。
ああ、確かに外人なら、ちょっと珍しいかもしれないと、手にとって渡してやると、「拙者知ってます。これ、ニンジャが投げる武器なのですよね?」と、得意げに笑った。
「拙者の武器のように、投げても戻ってくる…えーえー、なんでしたっけ?て・て・手…」
「ああ、手裏剣だね」と言うと、バジルは、そうそれ!と言いたげに、嬉しそうに笑った。
凄い勘違いがあるようだけど、嬉しそうなので、否定することもないかと思い、綱吉もそれに乗った。
「よく知ってるね、バジル君。これは手裏剣が平和的にって作り変えられた、風車って言うんだよ。」
そう言って、プウッと息を吹きかけると、くるくる回りだしたそれを見て、さらに目を輝かせた。
「平和的!素晴らしいです。エコロジーですね!」
そう言って、自分もふうっと、風車に息を吹きかけた。
もうどっから突っ込んでいいのか分からなくなって、綱吉もつい微妙な笑みを返した。
少し父の気持ちが分かったような気がした。
そうして安物の玩具できゃっきゃっと喜ぶバジルを見て、いつか自分が大人になって、お金の自由が多少利くようになったら、バジルにもっと良いものをプレゼントしようと心に誓った。
「なぁ、バジル。そのゴミ、なんだ?」
病院のベッドの脇に飾られた玩具の風車を見て、家光が言った。
かなり安物な作りで、薄いセロファンは破れ、千切れかかっているのを無理やり補強されていた。
「ゴミじゃありません、親方様!これは沢田殿に頂いた、僕の宝物です。手裏剣の平和でエコロジーな使い方なんです!」
普段では滅多に見せないバジルのちょっと興奮した口調に、家光はちょっと驚いたが、意味不明の言動に思わず日本に居る息子に心の中で握手した。さすが親子だな…。な、面白いだろ?
「今回渡した金の余りで、そんなのの新品が一万個は買えるだろうに」
安い玩具をうっとりと眺めるバジルについ悪態を付くと、「お金じゃないんです…」と風車を眺めたまま返事され、家光はつい、バジルをもう嫁に出したような気分になってしまった。
「それに、日本ではカード、使えない小さなお店もあって、結構苦労しました。ホテルとかは良いんですけど、スーパーやコンビニなんかはお金でないと使えませんでしたし、銀行の換金所も閉まるの早くて苦労しました。次に日本に行く時は、その辺、気をつけます」
そうしてバジルは、いつかお金をもって、ツナにこれのお返しのプレゼントを買うのを想像して、また嬉しくなって、家光が心配するような微笑を見せるのだった。
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前からバジルって貧乏そうだなって思ってたので、お金ってお題、良いお題だ~(*´∀`)と思っていたのですが、実際考えてみたら、エロイのしか思いつかなくて、時間掛かりましたorzすみません・・・・。お菓子は犯しって変換されるし苦笑
関係ないすが、今回初めて気が付いたのですが、漫画の中ではバジルと家光って、日常会話してないっすね汗
「手伝え、バジル」「いくぞ、バジル」「待て、バジル」全部命令形の単語ばっか・・・苦笑
家光との会話はイタリア語を妄想したんですが、僕だとやっぱ変ですね。バジル。
次のお題は、「メガネ」なんてどうでしょうか?>ミル様(む、難しかったらごめんなさい)
いや、10年後バジルはメガネかけてたりして…等と妄想したら、萌えてきまして。汗
難しいようだったらまた出しなおします<(_ _)>
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お金 ツナバジ
「おいツナ、コーヒーが切れた。買ってこい」
とリボーンが言って、ツナは「何で俺が?自分で行って来いよ」と言い返した。
隣にいたバジルは、「拙者が行って来ます。今、持ち合わせが少ないですが、コーヒー代位ならあると思いますから」と、ごそごそと服の内ポケットから財布を取り出した。
「いいんだよ。バジル君」と言いながら、ツナはふと、バジル君ってお金持ってるのかな?と言う疑問がわいた。
ちょっと悪いと思いつつ観察すると、明らかに小銭しか入ってないような小銭入れを取り出し、中をごそごそとまさぐって、10円玉の量の方が多い小銭を、ひーふーみーと数えだした。
『やっぱりこの人、お金持ってないんだ・・・・。っていうか父さん、バジル君にお金渡してないのかよ!ただ働きさせてんの?』
今は日本に居ない父親にひとしきり悪態をつくと、ふと思った。
『って言うか、バジル君ってお金持ってないのに、いつもどうやってるんだろう?まさか野宿とか・・・。洗濯だって、コインランドリーが使えないから、好きだなんて言って、ごまかしてたんじゃ…』
そこまで考えると、段々バジルが可愛そうに思えてきた。
さすがにバジルに聞くのは失礼すぎて、やめた。
バジルのプライドの為にと、気づかない振りをした。
そんなバジルにもちろん買い物を行かせられるはずもなく、ツナは自分が行くと部屋を出た。
その後をバジルが「では拙者もお供します」と、チョコチョコと付いてきた。
二人ものいい働き手を目ざとく見つけた奈々は、早速出かける彼らにお使いを頼んだ。
「ランボちゃんもお願いね。おやつは一人、一つまでですからね」
結局家の買い物とランボのお守りも押し付けられてツナたちは、近所の小さなスーパーに向かった。
ツナがコーヒーやメモの品目をかごに詰め居ている間、バジルはお菓子コーナーで、ランボのお菓子の吟味に付き合っていた。
「バジル君も、好きなの選びなよ」
ツナはバジルに声をかけると、バジルは「勝手にお金を使うわけには…」と遠慮した。
「いいって、お使いの駄賃だよ。母さんも言ってたろ?一人一つだって。」と言って、自分はガムをかごに放りこんだ。
「では…あれを…」と、ちょっと照れたように指を刺したのは、明らかに子供が買うような、安い風車の付いたお菓子だった。
ああ、確かに外人なら、ちょっと珍しいかもしれないと、手にとって渡してやると、「拙者知ってます。これ、ニンジャが投げる武器なのですよね?」と、得意げに笑った。
「拙者の武器のように、投げても戻ってくる…えーえー、なんでしたっけ?て・て・手…」
「ああ、手裏剣だね」と言うと、バジルは、そうそれ!と言いたげに、嬉しそうに笑った。
凄い勘違いがあるようだけど、嬉しそうなので、否定することもないかと思い、綱吉もそれに乗った。
「よく知ってるね、バジル君。これは手裏剣が平和的にって作り変えられた、風車って言うんだよ。」
そう言って、プウッと息を吹きかけると、くるくる回りだしたそれを見て、さらに目を輝かせた。
「平和的!素晴らしいです。エコロジーですね!」
そう言って、自分もふうっと、風車に息を吹きかけた。
もうどっから突っ込んでいいのか分からなくなって、綱吉もつい微妙な笑みを返した。
少し父の気持ちが分かったような気がした。
そうして安物の玩具できゃっきゃっと喜ぶバジルを見て、いつか自分が大人になって、お金の自由が多少利くようになったら、バジルにもっと良いものをプレゼントしようと心に誓った。
「なぁ、バジル。そのゴミ、なんだ?」
病院のベッドの脇に飾られた玩具の風車を見て、家光が言った。
かなり安物な作りで、薄いセロファンは破れ、千切れかかっているのを無理やり補強されていた。
「ゴミじゃありません、親方様!これは沢田殿に頂いた、僕の宝物です。手裏剣の平和でエコロジーな使い方なんです!」
普段では滅多に見せないバジルのちょっと興奮した口調に、家光はちょっと驚いたが、意味不明の言動に思わず日本に居る息子に心の中で握手した。さすが親子だな…。な、面白いだろ?
「今回渡した金の余りで、そんなのの新品が一万個は買えるだろうに」
安い玩具をうっとりと眺めるバジルについ悪態を付くと、「お金じゃないんです…」と風車を眺めたまま返事され、家光はつい、バジルをもう嫁に出したような気分になってしまった。
「それに、日本ではカード、使えない小さなお店もあって、結構苦労しました。ホテルとかは良いんですけど、スーパーやコンビニなんかはお金でないと使えませんでしたし、銀行の換金所も閉まるの早くて苦労しました。次に日本に行く時は、その辺、気をつけます」
そうしてバジルは、いつかお金をもって、ツナにこれのお返しのプレゼントを買うのを想像して、また嬉しくなって、家光が心配するような微笑を見せるのだった。
=================
前からバジルって貧乏そうだなって思ってたので、お金ってお題、良いお題だ~(*´∀`)と思っていたのですが、実際考えてみたら、エロイのしか思いつかなくて、時間掛かりましたorzすみません・・・・。お菓子は犯しって変換されるし苦笑
関係ないすが、今回初めて気が付いたのですが、漫画の中ではバジルと家光って、日常会話してないっすね汗
「手伝え、バジル」「いくぞ、バジル」「待て、バジル」全部命令形の単語ばっか・・・苦笑
家光との会話はイタリア語を妄想したんですが、僕だとやっぱ変ですね。バジル。
次のお題は、「メガネ」なんてどうでしょうか?>ミル様(む、難しかったらごめんなさい)
いや、10年後バジルはメガネかけてたりして…等と妄想したら、萌えてきまして。汗
難しいようだったらまた出しなおします<(_ _)>
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トリビア
風車って手裏剣の進化系だったのですね。ひとつ賢くなりました。
しかしバジルは他人にもらったもの(特にツナからのプレゼント)を大切にしそうですよね!
貧乏なバジルも良いけど、金持ちなバジルも萌えますね。
しかしバジルは他人にもらったもの(特にツナからのプレゼント)を大切にしそうですよね!
貧乏なバジルも良いけど、金持ちなバジルも萌えますね。
レスありがとうございます
手裏剣が風車の進化系だったら、私もおお驚きます。w
後、ちょっとネタ壊しの現実を見つけたので、正直に告っとこうかと(汗
実はSS書いた後に気になってググッたら、普通に海外のカード(ビザとかで)で郵便局やセブンイレブン銀行で24時間、円に出来るらしいです。ベンリダナー( ;∀;)
ば、バジル知らなかったって事でorz
後、ちょっとネタ壊しの現実を見つけたので、正直に告っとこうかと(汗
実はSS書いた後に気になってググッたら、普通に海外のカード(ビザとかで)で郵便局やセブンイレブン銀行で24時間、円に出来るらしいです。ベンリダナー( ;∀;)
ば、バジル知らなかったって事でorz
やっぱり素敵・・・vv
雀さんのバジルは本当私のドツボをつきまくりです・・・(笑)風車で幸せそうなバジルも、さり気にバジルを貧乏だと思ってるツナも素敵ですvv
僕、っていうのも何だか違和感無くて素敵!
ありがとうございましたvv
僕、っていうのも何だか違和感無くて素敵!
ありがとうございましたvv