バジルサイト管理人によるバジル好きのためのブログ。 バジルに関する短編小説やイラスト、萌え語りなどを載せています。
今日もみんなでバジってこーぜ。
今日からえらい寒いですね・・・鍋がやりたいです。
ちょっと遅れましてすみませんでした;;
いきまーす
=============
感謝
黒い手袋と
緑のコート
どちらも、バジルには大きいのだけれど
一丁前に(というにはあまりに不恰好ではあるのだが)身に付けて、バジルは公園のベンチに座っていた。
膝の上には、まだ暖かい紅茶。
手袋ごしにも伝わる温もりに、頬が緩む。
今日は、とても寒い日で。
ここは、木枯らしの吹く公園。
待ち合わせをした家光は、まだ着かないと連絡があった。
それでもバジルはつい、頬が緩んでしまうのだ。
黒い手袋は、長髪の剣士が貸してくれた。
曰く、指先が悴むのはいざと言う時に生死を左右する。だそうで。
散々人を馬鹿にして、もう少しそういう事にも気を配れを説教を垂れ、最後にはまた口汚く人を罵りながら、バジルの手には大きな手袋を、人形にはめるようにして貸してくれた。
緑のコートは、心優しい頼れるボスが貸してくれた。
偶々前の道を車で通りかかった彼は、驚いて車を止めて。
つめたくなった鼻の頭をつついて、困ったように眉を顰めた。
それから、家光が来るまで動かないというバジルに、いつものコートを被せてくれた。
大きいな、と笑って。自分は車だから、と言いながら暖かい紅茶も買ってくれた。
とても寒い風が、さっきから何度もバジルをかすめるのだけれど
その度に、風の当たらない部分に二人の優しさを思い出して、にやけてしまう。
一丁前な口を利くし
一人前に働くけれど
バジルはまだ、子供で。
こんな風に守ってくれる人がいることが、何だかはにかんでしまうけれど、嬉しい。
それから、すまん!と、謝りながらかけてきた家光に
その凍えた身体を、ぎゅっと抱き締められて。
何だか今日は、誰も彼もが自分を子供扱いするものだから
バジルはおかしくて、嬉しくて、小さく笑った。
こんな自分を気に掛けてくれる優しい人がいることの幸せを、じんわり噛み締めながら。
==================
感謝!
何か、・・・バジルも誰も喋ってないことに気付きましたが;;;
私の小指も悴んで危険なので、ここまでで;;;
次は・・・寒い日。でお願いしますっ!
ちょっと遅れましてすみませんでした;;
いきまーす
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感謝
黒い手袋と
緑のコート
どちらも、バジルには大きいのだけれど
一丁前に(というにはあまりに不恰好ではあるのだが)身に付けて、バジルは公園のベンチに座っていた。
膝の上には、まだ暖かい紅茶。
手袋ごしにも伝わる温もりに、頬が緩む。
今日は、とても寒い日で。
ここは、木枯らしの吹く公園。
待ち合わせをした家光は、まだ着かないと連絡があった。
それでもバジルはつい、頬が緩んでしまうのだ。
黒い手袋は、長髪の剣士が貸してくれた。
曰く、指先が悴むのはいざと言う時に生死を左右する。だそうで。
散々人を馬鹿にして、もう少しそういう事にも気を配れを説教を垂れ、最後にはまた口汚く人を罵りながら、バジルの手には大きな手袋を、人形にはめるようにして貸してくれた。
緑のコートは、心優しい頼れるボスが貸してくれた。
偶々前の道を車で通りかかった彼は、驚いて車を止めて。
つめたくなった鼻の頭をつついて、困ったように眉を顰めた。
それから、家光が来るまで動かないというバジルに、いつものコートを被せてくれた。
大きいな、と笑って。自分は車だから、と言いながら暖かい紅茶も買ってくれた。
とても寒い風が、さっきから何度もバジルをかすめるのだけれど
その度に、風の当たらない部分に二人の優しさを思い出して、にやけてしまう。
一丁前な口を利くし
一人前に働くけれど
バジルはまだ、子供で。
こんな風に守ってくれる人がいることが、何だかはにかんでしまうけれど、嬉しい。
それから、すまん!と、謝りながらかけてきた家光に
その凍えた身体を、ぎゅっと抱き締められて。
何だか今日は、誰も彼もが自分を子供扱いするものだから
バジルはおかしくて、嬉しくて、小さく笑った。
こんな自分を気に掛けてくれる優しい人がいることの幸せを、じんわり噛み締めながら。
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感謝!
何か、・・・バジルも誰も喋ってないことに気付きましたが;;;
私の小指も悴んで危険なので、ここまでで;;;
次は・・・寒い日。でお願いしますっ!
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