バジルサイト管理人によるバジル好きのためのブログ。 バジルに関する短編小説やイラスト、萌え語りなどを載せています。
今日もみんなでバジってこーぜ。
もう9月になっちゃいましたねぇ;;
この夏は旅行は行きませんでしたが、さくらさんと妖怪のところに遊びに行ったので観光気分でした。その節はお世話になりました。。。
そんなこんなで海とか行ってないし日焼け嫌なので日焼けしてませんが・・・バジルくんは日焼けとかするんですかね・・・
個人的にディーノさんとバジルくんはどんなことがあっても日焼けしないで欲しい・・・だってあの2人が日焼けしたらチャr・・・
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日焼け CEDEF
「・・・」
バジルはじっと、自分の肌を見つめてみる。
車内は空調が利いているので大分涼しいが、それでも窓の傍に行けば眩しさは伝わってくる。
猛暑。
昨日一昨日とバジルの所属する門外顧問チームでは、小さな慰安旅行が行われていた。
というか、元々ラルとターメリックが遠方での任務に当たっていたのだが、そのサポートにオレガノが向かい、思いの外後処理も少なく済みそうだという報告を聞いた家光は別件で任務に出ていたバジルを帰り際に拉致って・・・ターメリックたちの居た場所からそう遠くない海辺に部屋を取り・・・慰安旅行は急遽開催された。
仕事もあるのに、と愚痴るのも最初の一言二言。
バジル程では無いにしろ、ターメリックだってオレガノだって、結局は家光が大好きなのだ。
こんな遊びなんて、と口を突いて出そうなラルだって、初めて海に遊びに来た子どもの笑顔を壊すような真似はしない。
そんな訳で、CEDEFは仲良く海で遊んだ。
海で遊ぶのは初めてだったバジルは、一日掛かって家光から海での遊び方を教わった。砂浜でお城を作ったりお風呂を作ったり、貝殻を拾ったり波に流されながら泳いだり不思議な生き物を見つけたり。
素足に触れる湿った砂粒。
波にさらわれて、さらさらと流れる地面。
岩場を覗くと逃げていくカニ。
いつもきちっとスーツを着ているオレガノの、綺麗な白い肌。
焼けるのは嫌だとパラソルの下に陣取る彼女に、バジルは綺麗な貝殻を持って帰った。
もっと綺麗なのがいいわねと冗談を言われたのが悔しくて、次には大きな貝殻を持っていったのだが、どうやら中身がいたらしくラルが炙って食べていた。少しショックだった。
ターメリックと泳ぐ競争をしたけれど、プールと違って波に邪魔されて上手く泳ぐことは出来なかった。
家光は、あっという間に一人で沖まで泳いでいた。
日が沈むまでがあっという間だった、とても短い一日。
とても、とても楽しかったのだけれど。
束の間の休暇を終えて仲良く帰る車の中で、バジルはただただ、自分の肌のひりひりする赤が不服でならない。
家光もターメリックも、こんがりと焼けていて、それが何だかバジルの目には格好良く見えて。
オレガノが言うには、バジルの肌は赤くなるだけでそのうち白に戻るらしい。
これではただの火傷のようだと、何だか柔な気がしてとても残念だった。
ひりひり。
熱を持つ肌にそっと手を当てて、オレガノの言うのが間違いで、明日にでも家光と同じような小麦色になっていれば良いのになぁとひそかに願った。
14歳の夏の日。
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しりきれとんぼなのはいつものことです・・・。
次は・・・9月だし、「おいしいもの」でお願いします♪
食欲の秋!
この夏は旅行は行きませんでしたが、さくらさんと妖怪のところに遊びに行ったので観光気分でした。その節はお世話になりました。。。
そんなこんなで海とか行ってないし日焼け嫌なので日焼けしてませんが・・・バジルくんは日焼けとかするんですかね・・・
個人的にディーノさんとバジルくんはどんなことがあっても日焼けしないで欲しい・・・だってあの2人が日焼けしたらチャr・・・
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日焼け CEDEF
「・・・」
バジルはじっと、自分の肌を見つめてみる。
車内は空調が利いているので大分涼しいが、それでも窓の傍に行けば眩しさは伝わってくる。
猛暑。
昨日一昨日とバジルの所属する門外顧問チームでは、小さな慰安旅行が行われていた。
というか、元々ラルとターメリックが遠方での任務に当たっていたのだが、そのサポートにオレガノが向かい、思いの外後処理も少なく済みそうだという報告を聞いた家光は別件で任務に出ていたバジルを帰り際に拉致って・・・ターメリックたちの居た場所からそう遠くない海辺に部屋を取り・・・慰安旅行は急遽開催された。
仕事もあるのに、と愚痴るのも最初の一言二言。
バジル程では無いにしろ、ターメリックだってオレガノだって、結局は家光が大好きなのだ。
こんな遊びなんて、と口を突いて出そうなラルだって、初めて海に遊びに来た子どもの笑顔を壊すような真似はしない。
そんな訳で、CEDEFは仲良く海で遊んだ。
海で遊ぶのは初めてだったバジルは、一日掛かって家光から海での遊び方を教わった。砂浜でお城を作ったりお風呂を作ったり、貝殻を拾ったり波に流されながら泳いだり不思議な生き物を見つけたり。
素足に触れる湿った砂粒。
波にさらわれて、さらさらと流れる地面。
岩場を覗くと逃げていくカニ。
いつもきちっとスーツを着ているオレガノの、綺麗な白い肌。
焼けるのは嫌だとパラソルの下に陣取る彼女に、バジルは綺麗な貝殻を持って帰った。
もっと綺麗なのがいいわねと冗談を言われたのが悔しくて、次には大きな貝殻を持っていったのだが、どうやら中身がいたらしくラルが炙って食べていた。少しショックだった。
ターメリックと泳ぐ競争をしたけれど、プールと違って波に邪魔されて上手く泳ぐことは出来なかった。
家光は、あっという間に一人で沖まで泳いでいた。
日が沈むまでがあっという間だった、とても短い一日。
とても、とても楽しかったのだけれど。
束の間の休暇を終えて仲良く帰る車の中で、バジルはただただ、自分の肌のひりひりする赤が不服でならない。
家光もターメリックも、こんがりと焼けていて、それが何だかバジルの目には格好良く見えて。
オレガノが言うには、バジルの肌は赤くなるだけでそのうち白に戻るらしい。
これではただの火傷のようだと、何だか柔な気がしてとても残念だった。
ひりひり。
熱を持つ肌にそっと手を当てて、オレガノの言うのが間違いで、明日にでも家光と同じような小麦色になっていれば良いのになぁとひそかに願った。
14歳の夏の日。
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しりきれとんぼなのはいつものことです・・・。
次は・・・9月だし、「おいしいもの」でお願いします♪
食欲の秋!
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